普段ほとんど料理をしないアレックス。

僕がアレックスに会いにアメリカに行ったときに、一緒にアジア食品のスーパーに行って日本の食材をいろいろ買ったのですが、カレーのルーとお米がまだ残っていたそうで、アレックスは一人でカレーを作ったそうです。

アレックスは滅多に料理をしないので、包丁を使うのも下手だし、おそらく人一倍時間がかかったんじゃないかなって思います。

本当はカツカレーが食べたかったそうですが、トンカツを作るのはめんどくさそうなので諦めたそうです。

美味しくて２杯食べたと言っていました。まあルーを使ってレシピ通りに作るとほとんど失敗することないですよね。

僕もアレックスのカレー食べたかったです。


そのことについてアレックスと話した日の夜、僕の実家の夕食はなんとカレーでした。

『なんて偶然！』って思いました。英語では、『What a coincidence!』と言います。

インド人同士だったら『What a coincidence!』ってならないと思いますがね。

なんかちょっと嬉しくて思わずiPhoneでカレーを撮影してアレックスにメールしちゃいました。

親は、『どうしてカレーなんかを撮影するの？』って聞いてきたので、僕は『なんとなく。』って答えてアレックスに写メールを送ったことは言いませんでした。

運命的だとまでは思いませんが、少し嬉しい気持ちになりました。