読者のタケルさんから相談があったので僕の意見を述べたいと思います。
タケルさんからのメッセージ:アメリカ人の友人がいるのですが、僕が広島県出身、また被爆3世ということもあり原爆投下の話をされる事があります。
普段は親友と言ってくれる程、仲が良いです。
しかし、広島県出身という理由で勝手に振られ、あれは正義だったと言いはるのを見ると、やっぱりアメリカ人だなぁと壁を感じます。
僕も友人も討論するのが好きですし、いろんな事を話すのは良いと思うのですが…
マサトさんとアレックスさんは原爆について話した事はありますか?
またぜひ話してみて、どうだったか聞かせて貰えませんか?
僕の意見:タケルさん、こんにちは。
戦争の話はすごく難しいですよね。
僕もアレックスも広島の原爆ドームや平和記念公園、平和記念資料館に行ったことがあり、戦争や平和について話すこともあります。
僕の親類も被爆をし、原爆症認定を受け、おそらく被爆が原因でがんになり亡くなったいう話をしたりしました。
原爆がなければまだ元気で生きているのかなと思うと悲しくなります。
親類と被爆について話したことはありませんでした。原爆や被爆したことについてどう思っていたかは今になってはわかりません。
身近な人で、原爆や戦争で亡くなった人、原爆の影響で病気になったり、人生を変えられた人がいないと、なかなか原爆の残酷さがわからないのかもしれません。
当時戦争に関わった人や体験した人でないとわからないこともたくさんあると思います。戦後何十年も経ち、戦争を知らない人もたくさんいます。
でも平和記念資料館で『怖い。悲しい。だから戦争はいけない。』と感じただけでも、平和に繋がっていくのかなと思います。
僕もアレックスも戦争はしてはいけないという考えですが、アメリカは現在でも『正義の戦争はある』という考え方を持っている人が多いので、過去のどの戦争に関しても『正義』だったと主張する人が多いのかもしれません。
日本もどの国も、過去に行った戦争に関して、自国を守るために正当化してしまっていたり、事実を隠していたりしていることも多いと思います。
アメリカ側の見解としては、陸上戦で多くのアメリカ人兵士の犠牲者を多く出すよりかは、原爆を投下した方がアメリカにとってよいと考え原爆投下に至ったのではと思います。
愛国心も、戦争になれば自分の国を守るために他国の犠牲はいとわず、さらに自国のために死ねるという人もいるという、悪い方向に進んでしまうこともあります。
国によって戦争や歴史などについて教え方が違っていたりするので、それによって考え方も変わってくるのだと思います。
もちろん原爆を作ること・使用することは絶対に許されないことですが、その根元にある戦争自体をなくさないことには本当の世界平和とは言えないと思います。
日本は唯一の被爆国として二度とこのようなことが起こらないようにと世界平和を世界に伝え続けることが大事ですね。
討論をしてるとやっぱり人によっていろいろな考えがあるんだなと感じますよね。でも広島出身だからといって偏見の目で見ることはよくないと思います。タケルさんの友人もタケルさんの意見が聞いて何か感じるものがあったらいいですね。
タケルさんにメッセージがある方はコメントしてあげて下さいね。
タケルさんのように、相談がある方や、質問がある方は誰でも気軽に是非コメントに書き込んで下さいね。今回のようにブログの記事で僕が返答したいと思います。