３月１５日(木)放送の『いきなり！黄金伝説。芸能人節約バトル1カ月1万円生活』を見ました。

この企画面白いので好きです。

今回の挑戦者はオリエンタルラジオの中田さん、藤森さんの二人、楽しんごさん、料理家の森崎友紀さんでした。

今回の放送に楽しんごさんの母親が出演されてたのですが、同性愛者である息子・楽しんごさんに対する気持ちを語っていました。

『オネエタレントとして活躍しているのは嬉しいけど、本音を言うと、結婚してほしい。』というようなことをおっしゃっていました。

つまり女性と結婚してほしいということですね。

テレビではさらっと普通に放送していましたが、僕はそれを見てちょっとだけ悲しい気持ちになりました。

楽しんごさんのお母さんの気持ちもわかるのですが、ゲイである楽しんごさんが女性と結婚して果たして幸せになれるのかなと考えてしまいました。自分の気持ちを偽ってでも結婚してほしいと思っているのでしょうか。

もし女性と結婚するとしても、楽しんごさんはゲイであることをオープンにしていて、誰もが彼がゲイであることは知っているので、ゲイであることを隠すことは不可能ですし、結婚相手の女性や家族に対しても失礼になるのではないかなと思います。

それでも結婚してほしいとおっしゃってるということは、どうにかゲイが『治ってほしい』という気持ちがあるのかもしれませんね。

楽しんごさんのお母さんと同じような考えを持っている親の人はたくさんいると思います。

ゲイである本人でも、どうにか自分がゲイじゃなくてストレートになれないかと悩んでいる人もいると思います。

それくらい自分や家族が同性愛者であることを受けるということは難しいことなんでしょうね。


僕の両親は、僕がゲイであることを受け入れてくれていると僕は思っていますが、もしかしたら僕の両親も、『本音を言えば、女性と結婚してほしい』という考えかもしれないなと思いました。



一番身近な存在である家族でさえも、ありのままの自分を受け入れてくれないというのは少し悲しいことかなと思いますが、ゆっくり時間をかけて理解してもらえたらいいなと思いました。みんなが幸せになれたらいいですね。