ドラマ『クレオパトラな女たち』が最終回を迎えました。
同じ時間帯に他に見たい番組がなかったので、なんとなく見ていたのですが、ゲイの登場人物がいるということで構どういう展開になるのか楽しみに見ていました。
※ここからネタバレになるので、読まない方がいいという方は読まないで下さい。
ドラマの個人的な感想を述べたいと思います。
佐藤隆太さん演じるノンケの岸峯太郎と綾野剛さん演じるゲイの黒崎裕が一緒のシーンは裕の切なさがうまく表現されていて二人のシーンはすごくよかったです。
二人が恋愛に発展したらいいなと思っていたのですが、やっぱりそうはいきませんでした。
峯太郎がバイセクシャルという設定だと二人が恋愛関係になる可能性はあったと思いますが、やっぱりどう頑張ってもノンケの男性が同性を愛することはできませんよね。
ノンケの親友に恋をしてしまったゲイの男性の気持ちが結構リアルに描写されていたと思います。まあ僕的にはもっとゲイゲイしいほうがよかったですがね。ゲイが主役のドラマをゴールデンドラマでやってほしいです。
結局峯太郎と稲森いずみさん演じる市井睦が両想いになります。
市井睦という人物に人間的な魅力を全く感じなかったのは僕だけでしょうか。
市井睦の設定(特に家族との関係)と行動言動のすべてがこんな人いないだろというものばかりで、リアルさに欠けていて、『え?』と首を傾げたくなるものばかりで、全く感情移入できませんでした。ありえないほどイタいキャラで、非現実的過ぎでした。
全く魅力的に描かれていないにも関わらず市井睦を好きになってしまう峯太郎の気持ちも全く理解できなくて、まさにドラマの中の裕と同じ気持ちでした。
ドラマが予定より早く終わることになってしまったらしいので、そのせいで人物描写が荒くなってしまったというのもあるかもしれませんが、それにしても市井睦の言動がぶっとびすぎていて、市井睦と峯太郎のやりとりも、ウケ狙い?と思わせるようなものばかりで、リアルさを全く感じませんでした。二人の未来も想像できないし、ドラマで描かれていない部分も全く想像できなくて、それって物語として致命的だなと思います。
市井睦という人物をもっとリアルに魅力的に描けていればもっとマシなドラマになっていたのかなと思いました。
そもそも整形・美・美容クリニックというテーマや設定も全く意味を成してなかったように思います。
とにかくいろいろな設定をもり込みすぎていて、ほとんどすべてが消化不良のまま終わってしまっているように感じました。裕という人物だけが妙にリアルに描けていたのに、他の部分があまりにもリアルさに欠けていて、すごく残念でした。
綾野剛さんという俳優さんはあまり見た目がタイプじゃなかったのですが、ドラマを見ていて、役柄も演技も素敵だったので、魅力的な役者さんだなと思いました。
綾野剛さんが演じた裕だけが唯一人間味に溢れて、せっかくすごく魅力的な人物として描けていたのに、まわりの登場人物とストーリーのせいで、裕を無駄遣いしてしまったように感じました。
峯太郎という主人公をもっとリアルに丁寧に描いて、裕と、その他数人の2、30代の男女の若者たちの恋愛や生活を描いたちょっと大人の生々しい人間味溢れたおしゃれな青春ドラマにしたらヒットしていたんじゃないかなと思います。『ロングバケーション』っぽい感じのかっこいいおしゃれなドラマをまた見たいと思っている人多いと思います。数年前に放送された『ラスト・フレンズ』というドラマは結構攻めていてよかったです。
まあこんな感じで僕は不満に思った部分がたくさんあったのですが、ゲイの裕が出ているシーンはよかったので、DVDも出るみたいなので、興味がある方は見てみてくださいね。
ドラマを見た方で、僕と同じような感想を持った方や、僕と違った感想を持った方もいると思います。よければ是非感想を聞かせて下さいね。
いつもブログの更新楽しみにしてます(^_^)
質問なんですが、
マサトさんはムダ毛の処理とか
していますか?
特にお尻とか・・・・:(爆)
僕は少し毛深いのでムダ毛が気になります。
毛の処理について何か知っていれば
教えて下さい。