読者のモスキートさんからのメッセージに返答したいと思います。
モスキートさんからのメッセージ:今回のいじめ事件については本当に腹が立ちます。
関係者全員を少年院に送っても何ら問題はありません。
人権派のでしゃばる領域ではないように感じます。人権と叫ぶ人にはまともなのがいないのが日本の現状です。悲しいかな。
また、アメリカのいじめについて言及されていましたが、マサトさんは南部や内陸部に行かれたことはありますでしょうか?
又『風と共に去りぬ』という作品をご覧になったことはありますか?
今でも、南部内陸部はアジア人蔑視がかなり強いです。
10年前に南部のレストランに行った際に白人と黒人からじろじろと見られましたし、アジア人というだけで地域の輪にいれてもらえないようです。
まだKKKの勢力も強いのです。
さらに、同性愛者に対しての蔑視も強いので、注意が必要です。
ヨーロッパも同様に差別が強いですが、比較的ドイツは移民に寛容ですし(ナチ時代の反省から)、日本人ならばそこまで嫌なことはされないと思います。
フランス、イギリスはかなり差別がありますのでご注意を。
僕からのメッセージ:モスキートさん、こんにちは。メッセージどうもありがとうございます。
南北戦争に興味があって、『風と共に去りぬ』も観ました。アトランタにも行ったことがあります。
僕が住んでいたアメリカの街も、宗教色が強く、保守的な人が多く、同性愛に対しても否定的な人が多い地域でしたが、特に差別的なことを経験することはありませんでした。
でもアジア人が少ない地域で、アジア人と言えば見かける場所は、アジア料理店くらいだったので、アジア人料理店以外の場所にアジア人がいると目立つような気がしました。
僕も白人に混じって行動していると、知らない人の視線を感じるなと思うことはありました。
見た目が違うので、溶け込めず目立ってしまうのは仕方がないことだと思うので、特に不快に思ったりはしませんでした。
一人で行動しているときは、白人に話しかけられたり、『ニーハオ』と言われることはよくありました。話しかけてくるのは決まって白人ばかりでした。日本人の子供たちが見知らぬ外国人(白人)を見かけて『ハロー』と声をかけるのと同じことなのかなと思います。それを不快に思う人もいるでしょうし、別に何とも思わない人もいるでしょうし、それを人種差別だと思うかどうかは人それぞれでしょうね。
街を歩いてすれ違いざまに、『ニーハオ』と言うだけで、そのまま立ち去ったりするので、いくら挨拶とは言え、他人なのだから挨拶する必要ないのではと思ったりもします。仲良くなりたいから挨拶をしてきて、話しかけてくるのならわかるのですが。
しかも見た目がアジア人だからと言って、中国人とは限りませんし、中国語が話せない中国系アメリカ人かもしれませんし、安易に『ニーハオ』と言うのは良くないかもしれないなとも思います。
でも、外国語で挨拶するのは楽しいと思うので、『ニーハオ』と言いたい気分はわかります。僕も中華街や、コリアンタウンや、インド料理屋さんや、タイ料理屋さんなどに行くと、むやみに中国語や韓国語やインド語やタイ語を使いたくなります。
まあいじめも差別もそうですが、相手がどう思うかが重要なので、相手が不快に思ったり、傷ついたりするようなことは言わない、しないというのが大事ですね。
ヨーロッパも差別が多いんですね。ドイツやオランダは移民に寛容だと言われていますよね。僕が大学生のときも、留学生に、アジア系オランダ人がたくさんいて、移民が多い国なんだなぁという印象が強かったです。移民が多いことでいろいろ問題もあったりするみたいですが。
フランス、イギリスは差別が多いんですか。行ってみたいな、住んでみたいなと思っていた国なので、ちょっと不安になりました。行く機会があれば、気をつけたいなと思います。
どうもありがとうございました!