僕とアメリカ人の彼氏アレックスが付き合い始めて、２月でちょうど１年になります。

ブログで僕の相談に乗ってくれたり、愚痴やのろけ話を聞いてくれたり、いつも温かく見守ってくれているみなさん、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

僕とアレックスがどうやって付き合うことになったのか、通りすがりさんから質問があったので、馴れ初めについて語りたいと思います。だいぶ前にも彼との出会いについて書いたのですが、それをわかりやすく修正してもう一度書きますね。



僕は今の彼氏アレックスとの出会いは運命的な出会いでも何でもなく、ゲイサイトを通じて知り合いました。そのゲイサイトは外国人がたくさん登録しているゲイのコミュニティサイトです。

僕は以前からそのゲイサイトを時々使っていましたが、魅力的な男性を見つけても、自分からメッセージを送ることはなくて、向こうからメッセージがきて、自分がいいなと思ったら返事を返したりしているだけでした。そういう人の中で、会いたいなと思える人と何回か会ったりしていました。それでも実際会って、想像してたような人と違っていたりして、付き合いたいなと思える人には出会えないでいました。

そんなある日、いつもと同じように、そのゲイのコミュニティサイトで、どんな人がいるかなーって感じで写真を見ていました。そしたら、かっこいい男の人の写真を見つけました。それがアレックスでした。同じ都市に住んでるみたいでした。すごくかっこいいなと思いましたが、僕と見た目では釣り合わないし彼氏にはなってもらえないだろうし、友達にでもなれたらいいなという思いで、自分からメッセージを送ってみました。すごくモテそうだし、僕なんか相手にしてくれないだろうとほとんど期待してませんでした。

すると、彼はすぐにメッセージを返してきました。僕は顔写真を載せてなかったので、彼に僕の顔写真を送って見せると、彼はその日の午後に会おうと言ってきました。会おうと言ってもらえただけでもうれしかったです。でも同時に会ってがっかりさせたくないし、ちょっと緊張しました。

夜ご飯の約束をしました。でも僕の仕事が終わるのが予定より遅くなったので、会う時間がだいぶ遅くなってしまいました。彼はわざわざ僕のアパートの最寄り駅まで時間をかけて来てくれたので、すぐに夜ご飯だけを食べて別れるのは悪いなと思って、よければ僕のアパートに泊まってもいいよと会う前にメールで伝えました。すると、彼は、次の日の朝から授業があるので、泊まって朝早く帰ると言いました。僕はもう既に彼の見た目だけで好意を抱いてしまっていたので、まだ会ったことのない他人である彼を自分の家に泊まってもいいよと、ある意味危険で大胆なことを言ってしまいました。

一番お気に入りの服でキメて、待ち合わせ場所で彼と会いました。初対面なので、お互いちょっと緊張しているようでした。背が高くておしゃれでかっこいいなと思いました。実際に会って、ゲイサイトで見た写真とちょっとイメージが違ってましたが、写真より実物のほうがかっこいいなと思いました。おしゃれでカジュアルなイタリアンレストランに行って、お酒を飲み、ピザなど食べながらいろいろ自己紹介や普通の会話を日本語と英語でしました。今は何をしゃべったか覚えてませんが。すごくいい人そうで明るそうな人で好印象でした。でもやっぱりちょっと緊張してるみたいでした。僕もイケメンを前にして緊張してたと思います。

ディナーのあと、一緒に僕のアパートまで歩いて帰りました。そのときは彼が僕のことをどう思っているのか全くわからなかったので、部屋でふたりっきりになってどんなことが起こるか想像もできませんでした。まさかこんなかっこいい人と何かあるわけないだろうと思いました。彼は次の日早いのですぐ寝ることにしました。布団のセットが一つしかなかったので、ひとつの布団に並んで寝ることになりました。腕が触れ合うくらい近くで少しドキドキしました。そのときのこともあまり覚えてないのですが、彼は仰向けに寝てて、暗闇で横顔を見ると、気がついたら彼の頬に自分の顔を近づけ、彼の胸に自分の手を置いていました。彼もそれに応えて僕に腕を回してきました。そしてキスをしました。今思えばよくあんなことになったなと思いますが、お酒のせいかなとも思います。アナルセックスはせずに、抱き合って、触り合って、しゃぶり合って、手でしごき合って、射精して、終わりました。彼はアメリカでは過去に女性と付き合ったりしていて、日本でも今まで男性と付き合ったことがなく、彼にとってこれが初めての男性とのエッチだったそうです。友達になれたらいいなと思っていましたが、結局友達以上のことをしてしまいました。でもネットで知り合ったし、一夜限りの関係かもしれないし、彼はただ性欲を発散したいだけだったのかもしれないし、彼の気持ちがわからないし、でも素敵な人とエッチできたのはうれしいし、何とも言えない気持ちのまま眠りにつきました。

次の日の早朝、彼は学校があるので、彼を駅まで見送りました。その日の午後に彼から『また週末に行ってもいいですか？』とメールがきました。そんなに早くしかも彼の方からまた会いたいと言ってくると思っていなかったので、すごくうれしかったです。そのとき初めて彼は友達としてか恋愛対象としてかわかりませんが、少なからず僕に好意を抱いてるなと感じました。

その週末の金土日を一緒に僕の家で過ごしました。エッチもしました。一緒にいてすごく気が合うなと感じて、居心地がよかったです。僕は彼と付き合いたいと思っていたし、『好き』ってお互い言い合ってましたが、まだ『付き合う』とか『愛してる』という言葉はありませんでした。でも楽しい週末を過ごすことができました。

そして次の週の平日、次の日学校があるにも関わらず、また僕の家に来てくれました。それくらい僕に会いたいと思っているのなら、彼も付き合いたいと思っているのではないかと思って、僕のその日、僕は彼とイチャイチャしてるときに、『Can you be my boyfriend?』と告白をしました。すると彼は『はい、いいよ。』と答えました。そのとき初めて彼に『愛してる。』と言いました。彼も『愛してる。』と言ってくれました。

一応これで正式に付き合うことになりましたが、愛してると頻繁に言い合うようになっただけで、他はあまり今までと変わりありませんでした。こんな素敵で優しいイケメンと付き合うことになるなんて、なんて幸運で幸せ者なんだと思いました。

僕があの日メッセージを送らなかったら、彼は他の人に会って、他の人の彼氏になっていたかもしれません。そう思うとやっぱりタイミングってすごく大切だなと思いました。ゲイサイトで出会ったなんて全然ロマンティックじゃないし、人にはあまり言いたいとは思いませんが、ある意味彼と出会えたことは運命かなとも思います。待つタイプだった僕を積極的にさせた彼の魅力が僕と彼を引き合わせた一番の要因かもしれません。笑