イギリス・ウェールズのプロラグビー選手Jed Hooper(22)さんがカミングアウトしました。
ラグビーのようなまさに男社会という感じのスポーツの選手でカミングアウトするのは珍しいですね。すごく勇気が要ったと思います。
Jedさんは今年の始め頃、約10人の友人にカミングアウトし、みんなゲイであること受け入れてくれたそうです。
その後の同時期にある男性と出会い、その男性に、カミングアウトしていない人とは付き合えないと言われ、それが公にカミングアウトするきっかけになったそうです。
彼はファンや友人がどう反応するかすごく心配しましたが、少なくとも10人の友人は自分の味方をしてくれると思い、勇気を出してみんなにカミングアウトすることにしました。
彼はメールとFacebookで一斉にカミングアウトすることに決めましたが、どうみんなに伝えたらいいかわからず、文章を4、5回も書き直し、なんとか文章を書き上げた後も、なかなか送信ボタンが押せなかったそうです。
彼はみんなに、『僕はこのこと(ゲイであること)を隠し続け、長い間このことについて戦ってきた。でももう隠すことはできない。僕を受け入れてくれるなら嬉しい。もし受け入れてくれないなら僕はあなたが必要ないし、僕の前からいなくなってもいい。』という趣旨のことを送りました。
彼は送信ボタンをクリックした後、本当にこれでよかったのかと自問してしまい、泣いてしまったそうです。
しかし、すぐに40人を超えるたくさんの友人から温かい言葉が届いたそうです。
彼は『自分がカミングアウトすることで、多くのゲイのプロスポーツ選手に勇気を与えたい。自分のセクシャリティを受け入れることが大事。ゲイであることを隠す必要はない。僕を信じて。トンネルの先には光があるから。世界はあなたの味方だから。今回の僕のカミングアウトで一人でも力になれたらそれだけでも価値のあることだ。』と語っています。
カミングアウトおめでとうございます!
なんて言われる筋合いがないと思うなぁ。彼も。
ゲイ同士でもコレだもん、ゲイを認めれないノンケがいたって不思議では無いと思う。