オネエタレントとして活躍しているKABA.ちゃんが睾丸を摘出したと10月5日放送のフジテレビ「ウチくる!?」で発表しました。
今後は戸籍変更も視野に入れていると語っていました。
ホルモン治療を行っていて、徐々に女性的な体型になってきているそうです。
現在45歳のKABA.ちゃん。
死ぬまでにどこまで変われるかを見てみたいそうです。
1995年、音楽グループdosのメンバーとして芸能界デビューしましたが、そのときはずっとゲイであることを隠していました。
その後テレビでカミングアウトしてからはダンスの振り付け師をしながらオネエタレントとして活動を続けています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/KABA.ちゃん小さい頃からずっとずっと女性になりたいと思っていたそうですが、どうして今になって睾丸を摘出してまで女性になりたいと決意したのでしょうか。
そのきっかけとなったエピソードをフジテレビのノンストップ!で語っていて、その内容にとても強く感銘を受けたので紹介させていただきます。
KABA.ちゃんの実のお姉さんがある日長年勤めていた会社を不景気のあおりを受けて解雇されてしまったそうです。
そのときお姉さんはKABA.ちゃんにこう言ったそうです。
『私今まで何をやってきたんだろう…。自分の好きなことも我慢してずっと勤めてきたのに解雇されちゃうんだ。もっと自分の好きなことをやっとけばよかった。』
KABA.ちゃんはお姉さんのその言葉を聞き心を動かされたそうで、『私も自分の好きなことは我慢せずやれるんだったらやっていこうと思い始めて。だから姉のその言葉が結構大きかった。』と語っています。
人生何が起こるかわからない だからこそ自分の本当にやりたいことを貫きたい…
やっぱりありのままに生きることが一番大事ですよね。
いつも元気で明るいイメージのKABA.ちゃんですが、性に悩んでいたり、いろいろ悩みを抱えていたりしてたんですね。
是非女性になって幸せになってほしいです。
日本で戸籍上女性になれば男性と結婚することも可能なのでいつか男性と結婚することもあるかもしれないそうです。
日本で戸籍の性別を変更するには…
まず前提として、2人以上の医師による『性同一性障害』の診断が必要。
さらに性同一性障害の性別の取扱いの特例に関する法律に従って5つの条件を満たす後ことが必要。
1. 20歳以上であること。
2. 結婚していないこと。
3. 未成年の子供がいないこと。
4. 永久的に生殖機能を欠く状態にあること。
5. 男性が女性になる場合は、女性器に近似する外観を備えること。女性が男性になる場合は、乳腺、卵巣、子宮を摘出していること。
いろいろ条件を満たさないといけないんですね。KABA.ちゃんなら近い将来クリアできそうです。
今回KABA.ちゃんとKABA.ちゃんのお姉さんのエピソードを聞いて、僕も人生一回きりなんだから後悔しないようにやりたいことは絶対にやったほうがいいし、夢を実現するために1日1日を大切に全力で生きなきゃいかないなって思いました。
自分の人生や仕事について改めて考えてみるいいきっかけになりました。
KABA.ちゃん
近代映画社
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