夕方に、アレックスと、アレックスのバイト先まで一緒に歩いて行きました。
アレックスは夜中までバイトなので、僕は一人で街をブラブラすることにしました。
なんとなくアレックスともよく行く服屋さん入りました。
アメリカにしてはなかなかいい感じの服を置いてます。
特に買うつもりはないのですが、いろいろ物色していると、近くにいた男性に声を掛けられました。
若くて結構おしゃれな感じでなかなかかっこいい感じの男の子でした。ちょっと細身な感じ。
英語でこんな感じのやりとりをしました。
男性『すみません。あなたは日本人ですか?』
僕『はい、日本人です。』
男性『本当? 僕は大学で日本語を勉強しています。』
僕『本当?』
男性『はい。まだ1年だけだけど。』
僕『そっか。どうして日本語を勉強しているの?』
男性『大学では外国語の授業を一つ取らなきゃいけないんだけど、僕は日本に興味があるから日本語を勉強することにした。』
僕『そうか。いいね。』
男性『日本に留学したいと思ってる。』
僕『留学できるといいね。日本には行ったことがあるの?』
男性『まだない。東京に行きたい。』
僕『いいね。僕は前まで東京に住んでいたよ。』
男性『いいね。今はここの大学生?』
僕『いいえ。ただ友達を訪ねてきてるだけ。3ヶ月だけ。あと2週間くらいしたら日本に戻るけど。』
男性『そっか。何回か君を街で見たことがあるよ。』
僕『本当?』
男性『はい。ところで僕の名前は○○。』
彼と握手をしました。
僕『僕の名前はマサト。はじめまして。』
男性『はじめまして。メールアドレスを教えてくれる? Facebookを持ってる?』
僕『うん。いいよ。』
彼と連絡先を交換しました。
男性『時々遊んだりしよう。』
僕『うん。わかった。』
男性『会えてよかったよ。またね。』
僕『僕も。またね。』
彼と別れたあと、彼はゲイなのかな?それともストレートで、ただ僕が日本人だから話しかけてきたのかな、としばらくずっと考えてました。
たとえゲイだとしても僕に恋愛的な視線で全く見てない可能性も大ですね。
僕みたいな人に興味を持つのはアレックスみたいな物好きな男性だけです。笑
見た目や話し方からして、ゲイと言われたらゲイにも見えるし、ストレートと言えばストレートにも見える感じの人でした。
僕がゲイに見えたのかな?それとも僕がいつもアレックスと二人でいるから、それを見て、僕がゲイかなって思ったのかな?
それにしても、知らない人と話すのはちょっと緊張してドキドキしました。
かっこいい感じの人だと余計に緊張しますね。
夜になって、パソコンを開くと、Facebookに彼からメッセージとフレンドリクエストがありました。
まあ、友達だからいいかなと思って、承諾して、メッセージを返しました。
彼のプロフィールを見ると、まだ19歳でした。
プロフィールには恋愛対象について書かれていませんでした。
彼の友達のリストや写真も見てみましたが、彼がゲイなのかどうか判断できませんでした。
やっぱりゲイと言われればゲイに見えるし、おしゃれ好きのストレートと言われればそう見えました。
夜中になって、アレックスがアルバイトから帰ってきました。
夕方から何をしてたのかとかいう会話になったので、大学で日本語を勉強している男の子に服屋で話しかけられたという話をしました。
アレックスはちょっと心配そうな顔をしました。
アレックスも大学で日本語を勉強していたので、その男の子を知っているかもしれないと言ったので名前を教えましたが、彼の知らない学生でした。
どんな人かと聞かれたので、僕は『普通。細めで、背はアレックスよりちょっと低いくらいで、髪の毛は茶色。日本語は1年しか勉強してないって言ってたから、日本語はアレックスの方がだいぶ上手だと思う。』と答えました。
アレックス『かっこいいの?』
僕『普通。もちろんアレックスの方がかっこいい。』
アレックスはちょっとほっとした様子でした。アレックスを不安にさせないためには、アレックスの見た目と日本語を褒めるが一番です。笑
正直に言えば、アレックスがバイトに行っている間とかに、一緒に過ごしてくれるような友達がほしいと言えばほしいですが、アメリカにいるのもあと2週間くらいだし、彼を心配させたくないし、自分が逆の立場だったら絶対不安になると思うので、その男の子とは、仲良くなったり、遊んだりはしないと思います。でもいろいろ日本のこととか留学のことについて聞かれたりしたらいろいろ教えてあげれたらいいなと思います。
彼がゲイなのかゲイじゃないのかなは気になるところです。それによって、いろいろ関係や付き合い方が違ってくると思うので。
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