友達と外食をして、メニューを見ると、アレックスは一緒じゃないのに、彼だったらこの料理を選んだだろうなぁとか、彼はこの料理が好きだったなぁとか、メニュー的にこの店はあまり彼の好みじゃないだろうなぁとか、なんか無意識に考えてしまっています。
僕は毎回食べたことがない新しい料理にチャレンジすることが多いのですが、彼は毎回気に入った同じものを頼むことが多いです。なので何回か一緒に食事をしただけで彼の食べ物の好みはもうだいたいわかってしまいました。彼のために料理をするときも、彼が好きそうだなという味に仕上げることが多いです。たまに新しい味に挑戦すると、反応がイマイチなときがあります。彼は慣れ親しんでいる味が好きみたいです。
でも新しい味も知ってほしいので、外食のときとかは、僕の料理を少し分けて食べさせてあげたりします。もしかしたら彼が知らないだけで、もっと彼の好みの料理があるかもしれませんしね。
外国人と一緒に食事をしたりしてると、日本人って食べ物の好き嫌いが少ないなぁってつくづく思います。日本人でも偏食の人はいますが。
僕は外国の食文化に触れることが好きなので、今まで食べたことがないような料理でも楽しんで食べるタイプです。珍味やニオイのキツい食べ物とかでも、いい経験だなと思って食べます。虫とかはできれば食べたくないですが、友達と一緒だったら、思い出のために面白いから食べるかもしれません。でも大体の料理が想定内の味なので、今までアメリカや他の国で食事をしてても、これは無理だなという食べ物には出会いませんでした。
日本には日本独自の変わった食べ物がたくさんあって、さらに、様々な国の料理を出す店もたくさんあるし、テレビなどでも世界の珍味などをよく紹介していて見て知っていたりするので、舌がいろいろな味に慣れていたり、心の準備ができていたりするのかもしれません。
僕は食べることが大好きなので、彼がもっといろいろな味や料理に挑戦するタイプだったら、もっと外食も楽しくなるし、僕の料理のレパートリーも増えて料理するのも楽しくなるのになぁと思ったりします。まあ少しずつでいいので、そういうふうになったらいいなって思います。まずは魚介類を大好きになってほしいです。子供の好き嫌いがなくなってほしいと願うお母さんの気持ちと同じかな。笑
お前はどんだけ神経図太いんだ。